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こんにちは、ペペローナです(^.^)
イタリアへの出発準備でいろいろ調べる中で忘れがちなのがトイレについてです。
イタリアのトイレ事情は日本とはおおいに異なります。大ピンチにならないために事前準備と心構えをしておきましょう!
ということで。
今回は『イタリアの外出中のお手洗い』について書いていきます。
日本との違い、使い方や注意点、困らないためのコツをご紹介します。
私の自己紹介はこちら。
italia-kenbikyo.hatenablog.com
~目次~
〜あるといいもの〜
機内とホテルで履き替える用に。
外出中のトイレ、どこへ行く?

~主に利用する場所~
①駅や大きめなお店などの公共トイレ
②バール
日本と比べると公衆トイレは少なく、コンビニはありません。
なので駅やショッピングモールのような大きめのお店、バールのトイレを利用します。
ただしイタリアのトイレは日本のように、どこでも清潔で完備されているわけではありません。公共トイレだけではなく、バールやレストランでもびっくりするようなところもあります。
残念ながらこれが普通です(-_-;)
イタリアのトイレは日本と何が違う?

~有料トイレがある~
街中や観光地にある公衆トイレは基本的に有料です。料金は1ユーロから2ユーロ程度が一般的で、小銭が必要な場合が多いです。
空港や大きな駅のお手洗いも有料の場合があるので、小銭を常備しておきましょう。
~か、紙がないっ!~
イタリアの公衆トイレや古い施設では、トイレットペーパーがないことがよくあります。というよりありません。ポケットティッシュやウェットティッシュを持ち歩くと安心です。
また、手を洗うための石鹸がない場合もあるので、紙せっけんなどトラベル用ハンドソープを携帯しておくと便利です。
~え?便座がない!?~
初めて見た時は「どうやってするの!?」とパニックになりますが、間違っても直に座らないでくださいね!不衛生です!これ使い方は『空気椅子スタイル』です。
筋トレみたいでキツイですが、便器に触れないで中腰で用を足すのが正しい使用方法です。
~鍵が必要~
たまにあるのですが、バールで「お手洗いを使ってもいいですか?」と聞いたときに、鍵を渡したされる事があります。
それトイレの鍵です。
酔っ払いや危険人物の利用を避けるために日ごろは鍵をかけているんですね。
鍵を渡されたということは「あなたは使ってOK!」ということなので「Grazie!/グラァツィエ!」と言って鍵を受け取ってくださいね。
~男性用トイレ~
男性用トイレにはそんなに大きな違いはないようです。
『仕切りがないタイプの便器』
場所によってはお手洗いに仕切りがありません。
『古風なデザインの便器』
時には「これ、本当に使えるの?」と思うくらいレトロなものも。
『水の流れ方が独特』
水を流す仕組みがボタン式や紐を引っ張るタイプなど。
全体的に便器の数が少ないです。
なので、お手洗いを探すときは順番を待つと思って少し余裕をもって探した方が安全です。
ご心配な方はこちらをチェック!
!注意!

~流さないで!!~
ホテルや観光地では、少ないかもしれませんが、使用済みトイレットペーパーは流さず、そばに置いてあるごみ箱に捨てるトイレがあります。(※トイレットペーパーのみです。)
間違えて流してしまうと、詰まったりして大変なことになるので、ごみ箱があったら流さずごみ箱に捨てるのが無難です。
~バール・レストラン~
バールやレストランでトイレを借りる時は、お店の人に使っていいかどうかを必ず聞いてください。ほとんどの場合はOKなので気軽に聞いてみてください。
そして、利用前後どちらでもいいので何か注文するのがマナーです。
エスプレッソ一杯でも、ドルチェ一つでも何でもいいんですよ。大体1ユーロ~2ユーロで美味しいので、お手洗いついでに『イタリアのバール』を楽しむのもいいですね!
~男性用トイレの利用時!~
スられます!!特に観光地は気を付けてください!
個室を利用しない場合、用を足している間に後ろに回したカバンやポケットから盗まれます。
私がイタリアツアーへ行ったとき、ある家族のお父さんが財布をスられてしまい急いでカードを止める手続きをしていました。
本人は全然気づかなかったと言っていましたが気づいてもすぐに追いかけられないので、カバンは前にするなど本当にお気を付けください。
イタリア語フレーズ
実際に使えるフレーズをご用意しました。
ローマ字読みで伝わるので、是非使ってみてください!
「すみません、お手洗いはどこですか?」
Mi scusi, dov'è il bagno?
ミ スクーズィ、ドーヴェ イル バンニョ?

「すみません、お手洗いを使ってもいいですか?」
Mi scusi,potre usare il bagno?
ミ スクーズィ、ポトレイ ウザーレ イル バンニョ?

「使用中です!(入ってます!という意味。)」
Occupato!
オックパート!

「紙がないです。」
Non c'è carta.
ノン チェ カルタ

「お水が止まりません。」
Non si ferma l'acqua.
ノン スィ フェルマ ラックア
もっと他のフレーズを知りたい方はこちら。
italia-kenbikyo.hatenablog.com
困らないために

『トイレを発見したら済ましておく』
いつどこで使えるお手洗いに出会えるかわからないので、あったら取り合えず行ってみてください。
『小銭を常備』
有料トイレのとき用の1ユーロや50セントと、トイレットペーパーが無いとき用のポケットティッシュ、ウェットティッシュは常備しておくと安心です。
ウェットティッシュはいろんな場面でも使えるので、あるととても便利です。
心構え

イタリアでは日本のトイレのように、清潔で鍵も閉まってトイレットペーパーがあり、水も流れ、手もちゃんと洗える『完璧なトイレ』はありません。
もしこのようなトイレを利用できたら、それは奇跡です!それくらい、イタリアのお手洗いには何かしらのプチストレスがあるんですね。
なので外出するときはポケットティッシュなどの持ち物と心の準備をお忘れなく!
Peperonaの豆知識

イタリアのトイレがこんな感じなので、私も外出するときは工夫をしています。
まず、必ず出発する直前にお手洗いを済まし、新品のポケットティッシュを鞄に入れてます。(足りなくなるのが心配なので必ず新品です!)
街を歩くときは、いざという時の為にバールやちょっと大きめなお店の場所を覚えながら。
お手洗いに行きたいときは、たまにバールのトイレが壊れていて使えないことがあるので、2~3軒回るつもりで余裕をもって探します。
見つけても既に使用中ですぐに利用できないことも多々あるので『トイレには余裕をもって!』です。
イタリア語フレーズ【ありがとう編】はこちら。
italia-kenbikyo.hatenablog.com
まとめ

ここまで読んでいただいた方はお分かりかと思いますが、日本を知っている者にとってイタリアのトイレってちょっと大変なんですよね。
私も最初は驚き困惑しイラ立ってましたが、今ではトイレットペーパーがあって水が流れればラッキー!と大分やさしくなれました。
今回はちょっとネガティブな内容になってしまいましたが、皆さんのお役に立てたら幸いです。
最後までお読みただき、ありがとございました。みなさんがイタリアで素敵な時間をすごせますように・・・。
では、また~(^^)/
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