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気を付けるポイントは?日本とちょっと違うイタリアの電車の乗り方【使えるイタリア語フレーズ付き】

※この記事にはアフェリエイト広告を含みます。

 

こんにちは、ペペローナです(^^)

イタリアへ行ったら必ず利用したい電車。
でも、ちゃんと乗れるかどうかちょっと心配ですよね。

今回は『イタリアの電車の乗り方』でも普通列車についてサクッとご紹介します。

日本と違うところや注意点も含め、丁寧に説明していきますね。

 

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※英語と日本語のサポートがあるから初心者さんでも安心&リラックス(^^)

詳しくはこちら。

 

~目次~

 

イタリアの電車の種類についてはこちら。
フレッチャロッサ、イタロなどなど。

italia-kenbikyo.hatenablog.com

 

日本と違うところ

 

イタリアの電車も、日本と同じようにチケットを買って乗ります。でも、日本とはちょっと違うところもあるんです。

  • 改札口がない。
  • 電光掲示板は「到着する電車用」と「出発する電車用」の2種類ある。
  • チケットを打刻機で打刻する。
  • 電車の扉はボタンを押して開ける。
  • 普通列車でも車掌さんが来たらチケットを見せる。

では、上記のことに注意して電車に乗ってみましょう!

 

電車の乗り方

 

「日本と違うところ」も含めて、チケットを買うところから電車に乗って降りるところまでの手順(1~6)をご案内します。

 

1.チケットを買う

どこで買う?

『駅の券売機』
タッチパネル式で、出発駅・到着駅・時間を入力や選択するだけ。カードや現金で支払いもできます。

※支払方法は券売機によって現金のみやカードのみだったりするので、操作する前に要確認です。

 

『オンライン』
事前購入できるので、落ち着いてチケットを入手。TrenitaliaやItaloの公式サイトがおすすめ。日本でも予約ができてとても便利!

 

『窓口』
イタリア語を使ってみたい!なら窓口へ。
ただし、混んでいることが多いのとおしゃべりしてたりするので時間に余裕があるときだけにおすすめ。

 

『キオスク』
駅構内のキオスクでもチケットを購入できます。キオスクのある場所がホームではなく、駅の入り口で見た目は日本のキオスクに似ています。呼び方も似ていて”Chiosco(キョォスコ)”って言うんですよ。

 

『バール』
観光地から離れた駅とかでたまにあるのですが、窓口が閉まってる&券売機が見当たらない、もしくは故障していることがあります。

そんな時は駅構内のバールへ。チケットの購入もできますし、時間や何番ホームかなど分からないことも教えてくれるので便利です。

 

2.電光掲示板を確認する

日本では出発時刻や行き先などが表示される「発車案内板」だけですが、イタリアでは「発車案内板」の隣に「到着案内板」もあるので見間違えないように注意が必要です。

ちょっとややこしいんです(^^;)

【案内板の見方】
案内板(電光掲示板orモニター)は「発車用」と「到着用」で別々にあります。

発車案内板には

「Partenze」
(パルテンツァ)

到着案内板には

「Arrivi」
(アッリヴィ)

と表示されていますので要確認!

 

3.ホームへ行く

イタリアの駅には改札口がありません。
なので、電車の確認ができたらそのままホームへ。

 

4.チケットに打刻する

これもっとも重要です!!

何をするかといいますと。
駅構内にある打刻機でチケットに「日付」「時間」「出発する駅名」を印字します。

これをしないと、抜き打ちで車掌さんにチケットの確認をされたときに罰金になるので忘れずに打刻しましょう!!

 

チケットに小さな穴と『日付』『時間』『発車する駅名』が印字されます。


打刻機はチケット売り場の近くやホームにいくつかあります。打刻機の調子が悪いことも多々あるので、その時は他の機械を使ってみてください。

ときどき柱や自販機の陰になって見えないときがあるので気を付けてくださいね。

打刻したらもう安心!電車を待ちましょう。

 

5.電車に乗る

電車の扉は自動では開かないので自分で開けます。扉の近くのボタンを押すと開きます。閉めるときは勝手に閉まるので押さなくてOK!

 

6.電車を降りる

電車を降りる時も乗る時と同じように、自分でボタンを押して扉を開けます。

 

以上がイタリアの普通列車の乗り方です。

「あれ?チケット誰もチェックしてないけどいいの?」

いいんです。大丈夫なんです。

時々、電車の中で車掌さんがチケットのチェックをしにくるので、その時にチケットを見せてください。

毎回チェックをしにくる訳ではないので、チェックがなくても目的の駅についたら電車を降りてそのまま駅を出てOKです。

 

使えるイタリア語

イタリアで電車を利用するときに使えるイタリア語をご紹介します!

 

「どこでチケットを買えますか?」

Dove posso bomprare un biglietto?
ドーヴェ ポッソ コンプラーレ ウン ビリエット?

「~行きのチケットをください。」

Vorrei un biglietto per~
ヴォッレイ ウン ビリエット ペル~

「いくらですか?」

Quanto costa?
クアントコスタ?

「電車は何時に出発しますか?」

A che ora parte il treno?
ア ケ オーラ パルテ イル トレェノ?

「何番線ですか?」

Qual il binario?
クアレ イル ビナァリオ?

 

イタリアへ行くなら覚えておきたいイタリア語。
italia-kenbikyo.hatenablog.com

 

!注意!

 

イタリアの電車を利用する時の注意点です。


~出発ホームの確認~
イタリアの駅はホーム番号(Binario|ビナァリオ)が直前で変わることも。掲示板やアプリでチェックしておきましょう。

 

~チケットの打刻~
とても重要なポイントです。
チケットは電車に乗る前に必ず打刻(印字)をしましょう!!

 

~遅延もイタリアンタイムのうち!~
イタリアの電車、日本と比べると遅れることが多いです。3分くらいの遅れは『遅れ』になりません。10分や20分の遅延はよくあることです。

深呼吸して「これもイタリアなんだな~。」とゆったりしたイタリアを感じてみるのもいいですよ。

 

Peperonaの豆知識


打刻するときですが、窓口や券売機などで購入したチケットは、やや厚めの紙なので難しくないです。

問題なのは、バールで購入したチケット!レシートの紙のチケットなので、ぺらっぺらがで機械が反応しにくいです。

焦りますが落ち着いてくださいね。何回か入れなおすと、そのうちジジッと印字してくれます。なんともイタリアらしいですね~(^.^)

 

イタリアのコンセントを使うための必需品です。お忘れなく!!

 

まとめ

 

イタリアの電車は、目的地だけでなく、車窓からの風景や地元の人々とのふれあいも楽しみの一部。のどかな場所だと、牧場でヤギやヒツジがのんびりしているところを見れたり(*^。^*)

旅行でも仕事や留学でも、ぜひ使いこなしてくださいね。「切符が買えた!」「目的地に着いた!」と小さな成功を積み重ねるのも楽しいです。

ぜひ電車に乗ってみて素敵な時間を満喫してくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また~(^^)/

 

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