イタリアという星を顕微鏡でのぞく

イタリア人(夫)と結婚しました。せっかくなのでイタリアで分かったことをかいていきます。

イタリアって飛行機で何時間でつくの?

 




こんにちは。
カンパーニャ地方にて『春か?』と勘違いしそうになっているペペローナです。
(一月初旬。晴れていると最高気温15℃くらい夜でも8℃くらい。)

今回はイタリアへのフライトについて書いていきます。

『イタリアに行きたいけど、飛行機で何時間かるの?』と思ったことはありませんか?
イタリア旅行の計画を立てるとき、フライト時間や移動の疲れは気なるところです。
長時間じっと座ってられるかしら!?と私のように不安に思う人もいるのでは。
私は毎回思ってしまいます。
ということで、フライトを楽しむための方法もご紹介します。



電車についてはこちら。

italia-kenbikyo.hatenablog.com

 

 

~目次~

 

イタリアへ行くならLサイズがおすすめ。

 

 

日本からイタリアまでのフライト時間は?

日本からイタリアへのフライトは直行便乗継便があります。直行便は東京(成田または羽田)発が中心です。ローマやミラノへ向かう場合、直行便なら所要時間は約12〜13時間です。乗り継ぎ便になると最低でも20時間かかります。直行便のほうが断然早いです。が、その分チケット代が・・・。
『直行便』『乗り継ぎ便』共にメリットデメリットがあります。

直行便のメリット

  • 時間短縮
    直行便は、乗り継ぎの時間を気にせず、目的地までの最短ルートで移動できるため、移動時間が最も短縮されます。特に長距離のフライトの場合、乗り継ぎ便に比べて1便で到着できるため、体力的にとても楽です。

  • 快適な移動
    直行便では、途中で降りることなく移動できるため、日本語が通用しない広大な空港の中を迷ったり歩き回る必要がないです。なので、体力的な疲れと何より精神的な疲れを最小限に抑えることができます。また、機内サービスも一貫して提供され、乗り継ぎ便に比べてかなりストレスが少ないです。

  • 便利なアクセス
    ローマやミラノは、イタリアの主要な都市であり、観光やビジネスで訪れる方々にとって便利な目的地となります。直行便を利用すれば、到着後すぐに目的地へ向かうことができます。

直行便のデメリット


乗り継ぎ便のメリット

  • 運賃が安いことが多い
    乗り継ぎ便は、直行便に比べて航空券の価格が安くなることがあります。特に早期予約をすれば、かなりの割引を得ることができます。

  • 複数の都市を訪れるチャンス
    乗り継ぎの際に、目的地以外の都市を観光するチャンスもあります。例えば、ドーハやドバイ、アムステルダムなどの都市で数時間の乗り継ぎがあれば、その都市を簡単に観光することができます。

  • 柔軟なスケジュール
    乗り継ぎ便の場合、直行便に比べてフライトの選択肢が多いため、出発日時や乗り継ぎ空港の選択に柔軟性があります。

乗り継ぎ便のデメリット

  • 移動時間が長くなる
    乗り継ぎ便は、途中での乗り換えが必要なため、全体の移動時間が長くなります。特に、乗り換える便に搭乗するまでの待ち時間が長くなると、移動時間がさらに増えてしまいます。

  • ストレスが増す可能性
    乗り継ぎ中に、預け荷物の移動、フライトの遅延やゲート変更がある場合、次の便に間に合わないこともあります。そのため、計画に余裕を持たせておく必要があります。

時間を重視し、快適さを求めるのであれば、直行便が最適です。一方で、費用を抑えたい、または途中で異なる都市を訪れるチャンスを楽しみたい場合は、乗り継ぎ便を選ぶのも良いです。いろんなパターンの便があるので自分のニーズに合わせたフライトを選ぶことができます。時期によっても金額が大きく変わるので、出発日を決める前に一度、旅行サイトなどを見ておくといいですよ。

 

長時間フライトを快適に過ごす方法

12時間以上のフライトは、なかなかの耐久レースです。ですが、工夫次第で意外と快適に過ごせますよ。

~リラックスできる服装~
イタリアへ行くのでピシッとおしゃれしてしまいそうですがお勧めしません。とにかく靴を含め清潔でリラックスできる服装を選ぶことが重要です。大丈夫!一緒に乗ってる人たちもスウェットや短パンにTシャツの人もいますので。
 
~睡眠をとる~
寝る時間になると機内の照明がうす暗くなります。このタイミングで寝ると、あっと言う間に時間が過ぎます。イタリアに到着した時に元気でいるためにも出来るだけ寝た方がいいので、ネックピローやアイマスクなどの快眠グッズは忘れずに!

~食事を楽しむ~
機内食のメニューは搭乗している便の航空会社の国の料理です。例えばエティハド航空だとスパイスの効いた料理、ポーランド航空やイタリア航空などのヨーロッパはパスタ系ですが国ごとに味付けが違います。初めて食べる料理やスパイス、味や香りを感じられるので、是非ゆっくり味わって楽しんでみてください。(私の感覚ではありますが、どれも美味しいです。毎回完食してます。)
 
~エンタメを楽しむ(映画、音楽、ゲーム)~
座席に座った時に正面にあるモニターで映画・ドラマ、音楽、ゲーム、テレビ番組が楽しめます。
映画・ドラマは有名なものや新しい作品もあり、どれを観ようか迷ってしまうほどです。音楽もポップミュージック以外にも、ロックやジャズ、クラシックなどジャンルも幅広く曲数もとても充実しています。ゲームも大人向けから子供向けまで種類が豊富です。テレビはチャンネル数は少ないですがニュースやスポーツ、ときどき日本の番組もあります。

睡眠7時間+食事(20分×3回)+映画2本(2時間×2)=12時間

睡眠と食事にプラスで映画2本観ただけでも12時間経ってしまいます。
思っているよりも長く感じないかもしれません。
ちなみに、機内でもらえるアメニティの中にイヤホンがあるので持参しなくてもOK!
 
 
寝るなら快適に眠りたいですね。
 
 

時差トリックを楽しむ!

イタリアと日本の時差は冬時間で8時間、夏時間で7時間です。この時差のおかげで、イタリアに到着した時は『まだこの時間っ!?』と時が戻ったようで得した気分。反対に、日本に到着した時は『え!一日消えたっ!?』と既に丸一日終わっている切なさ。この不思議な気分になるのもおもしろいです。
 

⦅Peperonaの豆知識⦆

長時間フライトが初めての方の参考になればと思います。

【コンタクトレンズを使用している人は、飛行機に乗る前に眼鏡に変えるべし】
狭い機内はお手洗いまでの道のりも、お手洗いも狭いです。一苦労なので最初から眼鏡をかけている方がぜんぜん楽です。

【機内用の履物を持っていくべし!】
荷物はできるだけ少ない方がいいのですが、機内用を持っていくのおすすめします。
家から履いて、次くつを脱げるのは直行便でも十何時間後です。乗り継ぎ便になると20時間は同じ靴を履くことになります。
私は、使い捨てのスリッパを持っていきます。ぺらぺらで薄いので持ち歩き便利です。

【マスクは必需品!】

のどや鼻、口の乾燥予防です。本当にめちゃめちゃ乾燥します!!乾燥すると、体調を崩しやすくなるのでなるべく機内ではつけておいた方がいいです。せっかくイタリアに来たのに風邪で動けないなんて悲しすぎます。

【薬は忘れずに!】
胃腸薬や頭痛薬、酔い止めなど『もしもの時の薬』と、普段飲んでいる薬があれば時間を計算し、必要な分をすぐに取り出せるカバンなどにいれておくといいです。
 
 
絶対にお忘れなく!必需品です!

まとめ

イタリアまでのフライト時間は直行便で約12〜13時間。乗継便で最低でも20時間。長時間フライトは少し大変ですが、機内エンタメや美味しい機内食など長時間フライトならではの過ごし方も楽しんでみてください。

 

イタリアで英語は通じるか気になる方はこちらもどうぞ。

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